エセ外資系で働くだらだらワーキングマザーのメモ帳

働きながら、我が子とだらだらするのを目標に知恵と工夫で乗り切りたい。悪戦苦闘の日記

他人はあまり言わないけど諦めるって大事

「諦めなよ」
って言ってもらえることって意外と少ないんじゃないでしょうか?

私だけかな?

ただ、人の人生やら自分のことやら、諦めて初めて見えてきたものがあります。

1. 自分の忘れっぽさを諦めた

考えてみたら、小学生から忘れ物ばっかりで、これは天性のものなんですが、「どうして忘れちゃうんだろう」「忘れないようにしよう。しっかり覚えておこう」と思うばかりでした。


もちろん、メモを書くとか、工夫もしてみたりしたんですけど、続かなかった。
ただ、娘を見ていると、父親譲りの「忘れない」力がすごくてびっくりした。

「〇〇したいの~!!」とムズがる子に「あとでね」と言って、ごまかすのとか、よくあるみたいだけど、娘にはほぼ通用しなかった。
あとで、「したい」と言われるだけ。もう言葉がほとんどしゃべれない2歳くらいからすでに。

そんなことがあって、「自分は覚えられないんだ」と腹落ちしたら、なぜか長続きしなかったメモをちゃんととるようになった。
メモをすることで解決することもあって。メモを取ると、その時本当に必要なことが整理できるし、「忘れられる」ことで、頭がいっぱいにならないで済む。
忘れることを前提に行動しているので、忘れてしまっていても、落ち込まない。
結局「忘れないかもしれない自分」を諦めきれてなかったんだろうと今は思う。

2. 夫のあきらめの悪さ
夫はなかなか諦めの悪い人です。

そんな夫が病気になりました。
特効薬がない病気で、苦痛を和らげることも難しく、本人はとても大変だったと思います。
「昨日よりいい気がする。」とか
「昨日より少し悪化している。」とか
毎日そんな微妙な変化を気にしては一喜一憂していました。

もう治らないかもしれない。それを受け入れたら楽になるんじゃないのか?
そう何度も思いました。

でも、彼はそれができずに病状の変化に振り回され続けました。
あまりにつらくて諦めきれない状況ではあったのですが、もし諦められたら、少しは楽だったんじゃないか。とも思うのです。

諦めることは、受け入れることだと思うのです。
”もしかしたら届かないかもしれない”を受け入れるところから、少しでも近づこう。が始まって、結果届くことだってあると思うのです。

諦めたっていいんじゃない?