やすくて美味しいおかずと多様性の話
ダイバーシティとか、多様性とか、最近よく聞くけどなんじゃいな?と思ってる人へ
ようは色んな形のピーマンがあってもうまく料理して、美味しいおかずを作ろうよ。
という話だと思う。
私がダイバーシティなる言葉を初めて聞いたのは5年以上前、会社でのこと。各国の拠点をまとめる本部からのお達しだった。女性活躍を含めて、色んな個性を持った人が活躍できるようにしよう。
という話だった。
流行りだしなぁとも思ったけど、他の外資系の話を聞いて、なるほどと思った。
日本に進出する際、女性ばかりを採用したというはなし。 だって日本なら女性を採用すれば、優秀な人材が安く雇える。
コスト削減だ。というわけ。
このダイバーシティなるものは、弱い人をすくい上げるのが目的なのではなくて、優秀な人にいかに安く会社にいてもらうか。の人事戦略なのだ。
あとはこれから変化していく世界への保険でもある。今はまっすぐなピーマンが一般的だけど、もしかしたらこれから曲がったピーマンを活かしたレシピが大流行するかもしれない。
これは国にも言えて世界がダイバーシティをどんどん取り入れて競争力をあげていくのに、日本だけ取り残されるとしたら、まぁ負けちゃうんじゃないかと思う。
これから国のダイバーシティは進むのか、ちょっとだけ心配だ
。